冬座、開催しました。
ご来場のみなさん、
ありがとうございました。

 
 
 

-REPORT-

REPORT

去る12月、杜のホテル仙台で杜小座プロジェクトの第1回目となる杜小座vol.1冬座が開催されました。ホテルという、街のフロントラインとなる場所でアーティストたちが即興を交え詩と絵のライブパフォーマンスを行う試み。当日の様子をレポートします。

TEXT:杜小座プロジェクト(オンライン編集部)

仙台、立町の杜のホテル仙台1階ラウンジ。アットホームな暖かい雰囲気。ここが杜小座の会場になります。
 

 
 2018年12月、仙台の街はもうすぐクリスマス。そして仙台光のページェントを目前に街がもっとも華やぐ季節です。12月1日、土曜日。週末の街で初めての試み、杜小座プロジェクトがスタートしました。
 
街のフロントライン(最前線)、仙台の街を初めて訪れる人たちにとって、ホテルは街の顔、街の最前線です。そういった場所で、仙台の様々なアーティストに出会えたら、どうだろう。杜小座プロジェクトは、そんな小さな遊びココロから生まれました。
 
 
 

クリスマスの飾り付け。ホテルの1階玄関。
 

街とすごく仲良しにならないと、その街のアーティストに触れることはなかなかできない。それならば、アーティストの方からフロントラインで新しいお客様に「出会いに行く。」
そういった繋がり方があってもいいんじゃないかな、と。
 
杜のホテル仙台は、2008年にスタートしたホテルのアート計画により、客室内に仙台の若手アーティストの作品をたくさん飾っています。そのアート計画から10年を経て、ホテルも開業20年を迎え、再び新しい出会いを求めて杜小座という小さな場所を開くことになりました。
 
 

杜小座vol.1冬座の様子。詩人の武田こうじさんの声が響きます。画家の中川さんが声に合わせて絵を描いていきます。
 

 
この試みに果敢に登場!してくださった二人のアーティスト。仙台で活躍する詩人・武田こうじさん。そして同じく仙台の画家・中川和寿さん。
 
お二人は、2018年の夏頃から準備を始め、コンセプトもご一緒に固めていってくれました。「小さく」「繋がり、続いていく」そして、「季節」ということ。大きな場所じゃなくて小さい場所で、少しずつ、季節ごとに何かを紡いでいくこと。
 
観光の最前線、街の顔として日々新たなお客様が行き交うホテルという場所で、日常を仙台で暮らしている人々も含め、様々な人が行き交う小さな場所で、季節ごとに詩と絵が生まれていく。その最初の試み、杜小座vol.1冬座、満員御礼の30名のお客様がホテルラウンジに集いました。 
 
詩人の武田さんは、第一部、10編のオリジナルの詩を朗読しました。武田さんの初期作品から震災後に書かれた名作「手伝う」まで、様々な詩を読まれる武田さんのパフォーマンスに合わせ、画家の中川さんはその声や言葉に触発されながら絵をその場で描いていきます。
 
第二部は、30人のお客様も一緒に詩を作っていく、という場になりました。武田さんがお客様ひとりひとりから言葉のかけらをもらい(例えば、調べ、とかレインコートとか、てんとう虫とか。)その言葉を織り交ぜながら即興詩を作り読んでいく、という内容です。
 
5編の、新しい詩が誕生しました。まさしく詩の誕生に立ち会うという面白い感覚です。
中川さんも、お客様の言葉のかけら、を絵に織り込みながらどんどん描いていきます。すごい。
 
こうして、中川さんは5つの新作を描かれました。
 
 
 
 
 

右、詩人の武田こうじさん。左、画家の中川さん。出来上がった絵を持ち記念撮影です。
 

 
ホテルフロントでお客様がチェックインをしたり、エレベーターが微かに上り下りの音を軋ませる小さなホテルでの一夜でした。5つの絵と、即興詩は、あらためてご紹介ページでご覧いただきます。どうぞお楽しみに。
 
次回、杜小座vol.2 春座は2019年3月2日(土)です。
ぜひお越しください。